2026/06/05 23:40




第7章:肥料管理


成長期の施肥

施肥は成長期(4〜9月)のみ行います。タイミングは新芽が展開し、蔓と葉が出始めてから。

・緩効性肥料(固形):2か月に1回程度の交換
・液体肥料:成長が旺盛な5〜8月に月2〜3回、規定の2倍程度に薄めて使用

塊根植物への施肥は「少なすぎるくらいがちょうどいい」というのが基本的な考え方です。


休眠期は肥料不要

休眠期は代謝がほぼ停止しており、養分を吸収しません。10月以降は施肥を終了し、翌年の芽出し後まで肥料は不要です。




第8章:休眠期の管理


休眠のサイン

秋が深まり気温が低下してくると、葉の色が黄みがかってきます。続いて下の葉から順に黄化が進み、やがて葉が落ちていきます。最終的に塊根だけの姿になります。これは自然なプロセスで、何の問題もありません。

休眠中の塊根の確認方法


健康な塊根のサイン:
・表面がしっかりとした硬さを保っている
・表皮の色が均一で、変色や黒ずみがない


要注意のサイン:
・塊根の一部が柔らかくなっている(腐りのサイン)
・黒っぽく変色している部分がある
・異臭がする

月に1〜2回程度、軽く触れて硬さを確認しましょう。


断水の期間

完全落葉後〜翌年の芽出しまで(目安:12月〜2月末の約3か月間)。芽が出始めたら断水終了のサインです。

「塊根が縮んだ」は正常?

休眠中に塊根がわずかに縮むことは正常です。縮んでも硬さが保たれていれば問題なし。柔らかくなっていれば腐りの可能性があるため要注意です。




第9章:植え替え


適切な時期

春の芽出し直前〜芽出し直後(3月上旬〜4月中旬)が最適です。

植え替えが必要なサイン:
・根が鉢底から出てきている
・購入してから2〜3年が経過している
・土が劣化して固まり、排水性が落ちている


植え替え手順

①土を乾かす:植え替え1〜2週間前から水やりをストップ
②鉢から出す:株を優しく引き抜く
③古い土を落とす:根を傷めないよう優しくほぐしながら
④根の確認:黒ずんだ根・柔らかい根は清潔なハサミで切除
⑤乾燥させる:切った部分を半日〜1日、日陰で乾燥
⑥植え付け:新しい用土で植え付け

植え替え直後は1週間〜10日程度、水やりを控えましょう。




第10章:よくあるトラブルと対処法


トラブル1:塊根が柔らかくなった・腐った(最多トラブル)

原因:過湿による細菌・カビの感染が最多

対処:
①鉢から取り出し、腐れた部分を清潔なナイフで完全に除去
②切り口に殺菌剤を塗布
③半日〜1日、日陰の風通しのよい場所で乾燥
④乾燥した用土に新たに植え付け
⑤1〜2週間は水やりを控える

予防:水やり後は必ず受け皿の水を捨てる。休眠期は断水を徹底する。


トラブル2:葉が黄化・落葉した

秋(10〜11月)の気温低下とともに徐々に進行する場合は休眠準備の正常なサインです。成長期にも関わらず黄化する場合は、水やりすぎ・根腐れ・肥料焼けの可能性を確認してください。


トラブル3:芽が出ない・成長が遅い

まず温度(15℃以上)と光(明るい間接光)の条件を確認する。条件が揃っていれば試しに少量水を与えてみる。それでも変化がなければ鉢から出して塊根の状態を確認する。




第11章:入手方法と価格相場


【塊根サイズ別価格目安】
直径3〜5cm(小):¥3,000〜¥5,000
直径5〜8cm(中):¥5,000〜¥8,000
直径8〜12cm(大):¥8,000〜¥20,000


購入時の株の選び方

確認すべきポイント:
①塊根の硬さ:押してみてしっかり硬いこと
②塊根の表面:変色(黒ずみ・腐り)や傷がないか
③全体の張り感:塊根にハリがあること
④芽・蔓の状態:成長期なら芽や葉が展開していること


tokyoplants での取り扱い

tokyoplants では、国内では入手しにくい品質の良いステファニアを随時取り扱っています。健康状態を確認した株のみを販売しているため、初めてカウィーサキを育てる方にも安心です。

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