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2025/08/14 18:35

今話題の観葉植物用の土「I'm original SOIL」。
プロ目線で植物を長く、健康に、美しく育てるための秘密を紹介します。


■ 観葉植物を育てていると、こんな経験はありませんか?

「葉が元気を失って垂れてしまう」
「水やりしているのに葉色が冴えない」
「根腐れで大切な植物を枯らしてしまった」

私も植物を育て始めた頃は同じ悩みを抱えていました。
そして何百鉢もの植物を育て、現地で熱帯植物の自生環境を見てきた中で確信したのは

――土が植物の寿命を左右するということです。

観葉植物は、見える部分(葉や茎)だけでなく、目には見えない根の健康が何より大事。
根が健康なら、水分・養分をしっかり吸収し、葉色も鮮やかになります。

逆に、根が傷んでしまうと、どんなに肥料や水を与えても改善はしません。
そして根の健康を守るための最重要要素が、「土」なのです。


■ なぜ一般的な土ではダメなのか?

多くの市販の観葉植物用土は、ある程度の保水性と栄養を確保できますが、通気性が不足していることがよくあります。
根は呼吸をしているため、空気が届かないと酸素不足に陥り、根腐れや病気の原因になります。

逆に通気性ばかりを重視すると、水分保持力が足りず、すぐに乾きすぎて水切れを起こしてしまいます。
特に熱帯原産の観葉植物(アンスリウム、モンステラ、フィロデンドロンなど)は湿度を好むため、乾きすぎる環境は成長不良を招きます。

この「水はけ」と「保水」のバランスをどう取るかが、長年の課題でした。


■ I'm original SOIL 誕生の背景

私はこれまで、国内外で数多くの植物園・温室・生産農場を訪れました。
特にタイなど熱帯地域の温室で見たのは、鉢植えの中でも自然に近い「ふかふかで空気を含んだ土」でした。
指を入れるとじんわり湿っているのに、水が溜まっているわけではない。

根は白く健康で、しっかりと伸びている――この環境を再現できれば、日本の室内でももっと植物が元気に育つはずだと考えました。

こうして試行錯誤を重ね、通気性・保水性・清潔さを兼ね備えたブレンドを完成させたのが「I'm original SOIL」です。


■ I'm original SOIL の特徴

  1. 通気性と保水性の両立
    粗めの粒と繊維質素材の組み合わせで、空気の通り道を確保しつつ適度な水分も保持。
    水やり後も過湿にならず、乾きすぎない理想的な環境をキープします。

  2. 根腐れ防止設計
    粒間の隙間が酸素を通し、根が常に呼吸できる状態を保ちます。
    これにより根腐れやカビの発生を抑えます。

  3. 室内栽培でも安心
    化学肥料や農薬を使用せず、虫が湧きにくい素材を厳選。
    小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心です。

  4. 幅広い植物に対応
    アンスリウム、モンステラ、フィロデンドロンなど熱帯植物はもちろん、ビカクシダ、多肉の一部にも使えます。


■ 専門家が解説する配合素材

  • 天然ヤシ繊維(ココチップ)
    通気性と保水性のバランスが良く、根の周りの環境を安定させます。
    根をふんわりと包み、乾燥と過湿の両方から守ります。

  • 日向石
    多孔質構造で排水と通気を助け、根腐れリスクを減らします。軽量で扱いやすく、鉢の軽量化にも。

  • 発酵ランバーク
    洋ランの培養にも使われる高級素材。長期間崩れず、根の成長空間を確保します。

  • ミミズ堆肥
    自然由来の栄養源で、土中の微生物を活性化。根の発育を促し、葉色や艶も良くなります。

  • ピートモス
    高い保水力を持ちながら酸度を調整。植物の根に優しい環境を作ります。

  • パーライト
    軽くて排水性抜群。根の周囲に酸素を届けます。

この配合は、私自身が何十回もの植え替えと観察を繰り返し、最も根の状態が良くなるバランスを追求して決めました。


■ 使い方のポイント

  1. 鉢底にネットと鉢底石を敷く

  2. I'm original SOIL を鉢の1/3ほど入れる

  3. 根鉢を置き、周囲に追加の土を均等に入れる

  4. 植え替え後はたっぷり水を与え、余分な水をしっかり切る

  5. ジップ付きなので残った土はそのまま保存

★ 専門家のワンポイント
春から秋の成長期は、I'm original SOILの通気性を活かして液肥を定期的に与えると、葉色が深くなります。


■ よくある質問(FAQ)

Q. 室内でも使えますか?
A. はい。虫が湧きにくい素材を使っているので室内向きです。

Q. 他の植物にも使える?
A. 熱帯植物全般に使えますが、多肉・サボテンは水はけをさらに高めるためパーライトを追加すると◎。

Q. どれくらいもつ?
A. 2〜3年は性能を維持します。粒の崩れが少ないため長持ちします。


■ こんな方におすすめ

  • 観葉植物を元気に育てたい初心者

  • 根腐れで何度も枯らしてしまった経験がある

  • 室内でも虫やカビの心配を減らしたい

  • 熱帯植物をもっと大きく育てたい


■ 関連リンク

I'm original SOIL 商品ページ

Instagramで育成事例を見る


■ まとめ

土は植物の命の土台。
I'm original SOILは、私が何年もかけて試作・検証を繰り返し、観葉植物を健やかに育てるためだけに作った特別なブレンドです。
もしあなたが、大切な植物を長く、健康に、美しく育てたいなら、ぜひ一度試してみてください。
その違いをきっと感じられるはずです。